7/15〜8/9まで全国各地でキエフ・バレエが来日公演！ 同団が来日してから練習場所や食事の提供などサポートしてきたという群馬・前橋市で記者会見が行われました。登壇者はフィリピエワ芸術監督、寺田宜弘副芸術監督、ムロムツェワ、スハルコフ。

「日本に来て、テーブルに置かれた小さな花や町中に掲げられたウクライナの旗などを見るたびに、私たちは孤立しているわけではないと思える」（ムロムツェワ）

「ウクライナは僕の家そのもの。この公演で僕たちの文化の一部を日本のみなさんにお見せしたい」（スハルコフ）

時折目に涙を浮かべ国や家族のことを語ったフィリピエワ。会見の最後に「ロシアにとどまっているウクライナ人ダンサーへの思い」を聞かれると、「この困難な時期を乗り越えて、お互いの交流が再開することを望んでいます。芸術は人々を分断するためのものではなく、人々を結びつけるものだと思います」と答えました。

「今回の公演で日本のみなさんに伝えたいことが3つある。それは〈喜び〉〈悲しみ〉そして〈希望〉です」と寺田。会見後に行われた公開レッスンではダンサーたちから笑顔もこぼれ、続くゲネプロでは28人のダンサーが力強い踊りを見せました。

そしてこの冬の来日公演も決定！演目は『ドン・キホーテ』全幕。バレエ団の名称もこれまでの「キエフ・バレエ」から本国での呼称に合わせて「 #ウクライナ国立バレエ 」に改めるとのことです。

公演の詳細▶︎▶︎▶︎ www.koransha.com/ballet/kyivgala/

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