2025年2月 放送作品

今、生成AI技術の進展などを背景に、IT大手が次々とデータセンターの電源に原子力エネルギーの利用を決定するなど、再び原子力発電の活用が注目されている。そうした中、原子力発電を利用する上で課題となっている廃棄物を処分する取り組みも大きく進展している。 今、世界各国が共通して計画しているのは、原子力発電によって生じる高い放射能を持った廃棄物を地中深くに埋設する「地層処分」という方法だ。その取り組みは今どこまで進んでいるのか？ 処分場の場所をいち早く決定して処分施設の建設を進めるフィンランドをはじめ、2022年に処分地を正式決定したスウェーデン、さらに処分地選定プロセスに大きな動きがあった北米のカナダに足を運んで現地取材を試み、原子力発電所を保有する国にとって決して避けては通れない、廃棄物処分の最新の取り組みに迫った。

主な取材先
ポシヴァ社
エウラヨキ町議会
ＳＫＢ社
エストハンマル町長
ＮＷＭＯ
イグナス・タウンシップ
幌延深地層研究センター


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