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かつて石炭輸出で賑わった三池港

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港なのに船の姿は・・・
有明海は遠浅で干満の潮位差が最大5.5mと大きく、干潮時には沖あい数kmにわたり干潟が出現する所もあります。このため大型船の来航が難しく、三池炭の搬出は大牟田川河口から小型運搬船と艀(はしけ)により、対岸の長崎県島原半島南端の口之津港(南島原市)まで約70kmを海上運送し(まる1日間要する)、ここで積み替え人夫(最盛期には1,500名を超えたという)の手で大型船に積み込んでいました。
こうした課題を解決するため、大型船に直積みできる港を大牟田に構築することになりました。大牟田に港を築港する計画は古くは官営三池炭鉱時代からありましたが、築港と炭鉱鉄道敷設との構想は、コスト面で実現が難しく、官営期では大牟田川河口の横須浜が基点とされていました。
www.miike-coalmines.jp/port.html
ステップワゴンの旅 その125

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